とても簡単で優しい分野をざっくりと、だけどとてもとても重要で
TPP発効から予想されるベトナム経済の発展の確信の部分を取り上げていきます
TPP11 と 加盟各国のGDP について
言うまでも無くTPP11は加盟国の関税を撤廃しましょうと言う協定でありますが
発効されるとベトナムはどんな風にメリットがあるのか?
私なりの考察を交えて解説してまいります

TPP11参加国は、ベトナム、日本、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポールの11か国

皆さん単純にこれらの国々で関税が撤廃されたら各国の経済にどのようなメリットデメリットが起きると思われるでしょうか?

私なりに最もシンプルに一言にして言うとすれば・・
一人当たりの名目GDPが高いほうから低い方へ低い方から高いほうへ収斂(しゅうれん)するような
経済の動きになるというイメージをしています
画像で表すとこんな感じ....

image51
世界の経済のネタ帳さんより

収斂(しゅうれん)するとは具体的に実体経済でどのような事が起こるのか
GDPの低い側の国の物価が上がり、逆に
GDPの高い側の国の物価が下がるという動きになります
更に言いかえると日本の物価は下がりベトナムは上がるという事ですね
また、日本とベトナムの一人GDPの格差は16倍ありますので勿論フラットに
収斂(しゅうれん)して行く事は有り得ませんがベトナム経済への力強い底上げされる事は容易に想像がつきます

簡単な理屈ですが、商品が同じものなら安い商品をが選ばれるのが世の常です
一人当たりの名目GDPが11か国の中で最も低いのはダントツでベトナムです
2017年の統計で2323.36USDこれはどういう意味なのか?
11か国の中で最も人件費が低いという意味です

更にですが、人口が日本、メキシコに次いで三位の93,640,000人です
これはどういうことか?つまり生産能力が高いという意味であり
もっと言えば人件費が安く人口が多いので外資からの投資が活発に行われるという事です

関税が撤廃されることになれば国の都合毎にコントロールされていた箍(たが)が無くなるという感じになり
人間を(労働力を)輸出する事は容易では無いですがベトナムの安い労働力を製品に乗せて世界中に輸出(売る)すると言う感じですね
また、関税撤廃なので米国が行うような輸入車の数量規制も無い完全な自由化なので言わば安い労働力製品に乗っけて売り放題祭り365日開催中となるわけです

ちょっと説明画像とか作って疲れたんで今回のUPはこの辺にしておきます
ド素人の私から見てもベトナム経済へのプラス要素は測り知れないものがあります

私はFXや株をしてきた経験の後にベトナムのSCB銀行への定期預金運用を固くて将来性が高いと見て運用しています
単に利息が高いからブッ込んでみたという安直な考えではありません

続きはまた気が向いた時にUPしようと思います

⇒続く